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2023.10.11スタッフブログ
アスベスト除去の費用の相場④【大阪の内装解体工事ブログ】
アスベスト除去の費用の相場④【大阪の内装解体工事ブログ】
大阪府豊能郡能勢町のみなさま、こんにちは!
大阪と兵庫を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
アスベスト除去を含む解体工事の流れを5つ紹介
建物にアスベストを含んだ建材が使われている場合、アスベストレベルにもよりますが、解体工事を行なう際には十分注意する必要があります。
また、アスベスト除去を含んだ解体工事は発注者側の責任も発生するために、その点についてもしっかりと押さえておく必要があるでしょう。
ここではアスベストの除去を含む解体工事の流れについて5つ紹介していきます。
1⃣事前調査
解体工事を行う前には、まず解体業者による現地調査が必要となります。また、調査の結果については発注者に報告をし、作成した資料等は解体工事の現場にも提示しておく必要があります。
アスベストが含まれている建物の解体工事は、非常に厳しい作業の基準が設けられています。
また、作業基準の順守を妨げる行為を行ってはいけないので、発注者側も工期の短縮などを求めないようにしましょう。
2⃣書類提出
アスベストレベルが1もしくは2に該当するという場合、前もって定められた書類の作成と提出が必要となります。
例えばレベル1の場合では《工事計画届出書》《特定粉じん排出等作業実施届出書》《建築物解体等作業届》を所定の届け出先に提出する必要があります。
また、《特定粉じん排出等作業実施届出書》に関しては発注者側に届け出の義務があるために注意しましょう。
3⃣近隣への挨拶
アスベスト除去工事に限らず、建物の解体工事を行う際には近隣の住民への挨拶を行いましょう。
また、アスベスト除去が含まれるという場合は、解体工事の作業現場に《石綿ばく露防止対策等の実施内容》の掲示をしておく必要があります。
《石綿ばく露防止対策等の実施内容》は、適切な届け出を行っているということや石綿のばく露防止の措置、石綿粉じんの飛散防止措置の概要などを近隣に伝えるためのものとなっています。
4⃣足場組み立て・飛散防止材利用
近隣住民への挨拶を済ませたら、解体工事を始める前に足場の設置や飛散防止や騒音軽減のための養生シートの設置を行います。
レベル1のアスベスト除去の工事の場合には、作業の現場では前室、集塵、排気装置の設置や、作業場の隔離が必要となります。
前室や作業現場の室内を負圧にすることにより、アスベストの粉じんが外へ飛散しないよう対策を行います。
5⃣周辺を含むアスベスト除去
アスベスト除去が完了したら、アスベストを含む建材は頑丈なプラスチック袋に2重で梱包をするか、もしくは容器に密封して保管をします。
さらに機器に付着しているアスベストもしっかりと除去したら、アスベスト廃棄物をまとめて最終処分場へ運搬します。
なお、アスベストの運搬や処分等は認可を受けている産業廃棄物処理業者に委託をし、さらに正しい処理の方法で処分がされていることを確認する必要があります。
今回は、【アスベスト除去の費用の相場④】についてをご説明いたしました。
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