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2023.09.07スタッフブログ
内装解体工事におけるガス溶断とは①【大阪の内装解体工事ブログ】
内装解体工事におけるガス溶断とは①【大阪の内装解体工事ブログ】
大阪府大阪市西淀川区のみなさま、こんにちは!
大阪と兵庫を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
ここでは解体工事の際に用いられるガス溶断について紹介いたします。
ガス溶断とは?
溶断とは、金属素材を融点以上、加熱して切り離す技術のことをいい、ガス溶断とは、ガスボンベに充填されたアセチレンなどの可燃性ガスと酸素を混合して燃焼させた炎によって金属などの素材を切断する技術のことです。
《ガス切断》や《酸素切断》などと呼ばれる場合もあります。可燃性ガスの使を用するので、ガスに引火して爆発してしまうという可能性もあります。
そのため取り扱いには十分注意することが必要になります。このような理由から、ガス溶断の時には、適切な資格が必要となります。
ガス溶断では可燃性ガスボンベ、酸素ボンベ、圧力調整器、トーチ、ホース、専用ライターなどの機器を使いますが、ガスを使用しての危険を伴う作業のため、ヘルメットや安全帽、防塵マスク、メガネ、革手袋、溶接用保護面、革製前掛け、安全靴、足カバーなどを装着して作業をするなどの安全対策などが必要となります。
ガス溶断の仕組み
ガス溶断は、炎によって加熱された鋼材に、火口の中心から高速で酸素を供給することにより酸化鉄に変化させて、融点が低くなった酸化鉄を酸素の噴流で吹き飛ばすことで、切断をしていきます。
使用される亜ガスは、アセチレンが主流となりますが、天然ガス、プロパンガス、水素なども使われます。
ガス切断は、切断する鋼材の厚みにより火力や切断のスピードなどを調整する必要があります。
また、ガス切断で使われるトーチは、火口番号1~3の3種類の火口があり、鋼材が厚ければ厚いほど火口番号の大きいものを使います。
小さい番号の火口を使用して厚みのある鋼材を無理に切断しようとすると、切断面が荒れやすくなるので気をつける必要があります。
今回は、【内装解体工事におけるガス溶断とは①】についてをご説明いたしました。
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