BLOGブログ

2023.07.24スタッフブログ

ロックウールとアスベストの違いとは?【大阪の内装解体工事ブログ】

ロックウールとアスベストの違いとは?【大阪の内装解体工事ブログ】

兵庫県神戸市北区のみなさま、こんにちは!

大阪と兵庫を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!

 

ロックウールの危険性

ロックウールの危険性としては、よくアスベストの危険性と比較がされますが、建材として大丈夫なものなのでしょうか。
ロックウールを使用することのメリットやデメリット、ロックウールとアスベストの違いなどについて解説をします。解体工事の検討をする際に、そのデメリットや違いなどを参考にしてください。

ロックウールは人造鉱物繊維

ロックウールとアスベストは、防音や断熱などを目的に同じ用途で使用されます。アスベストは人体に有害なことや、その危険性などがよく知られています。
一方で、ロックウールはアスベストと全く別の物質からできており、人体に危険性がないので心配が不要なのです。

アスベストは自然からなる天然産の鉱物繊維で、ロックウールは工場などで人工的に作られた鉱物繊維の一種になります。
アスベストは吸引すると体内に有害物質が残るという危険性がありますが、ロックウールは体内で分解されるため、無害なので安心でしょう。

ロックウールの作り方

まず鉄炉スラグや岩石などを混ぜて、 物質を1500度~1600度の高温の電気炉で溶解させます。次に、それらを遠心力により飛ばすことで、綿菓子のような繊維の間に空気を入れ固定し、閉じ込めることで製造されています。

ロックウールのメリット

人体への危険性などがないだけでなく、ロックウールを使うメリットは吸音性、断熱性、耐火性でしょう。
吸音性に優れているので、室内で大きな音を出す際の防音建材として有効でしょう。また断熱性にも優れています。

断熱性とは、室外の暑さ、寒さが室内に伝わりにくくするための能力の事なのですが、この点もロックウール優れています。
密度が高いほど通気への抵抗力が強くなって、断熱の性能が上がります。

またロックウールは耐火性も優れているため、もし火事になっても燃え広がりにくいという特徴があります。

ロックウールのデメリット

ロックウールを使うデメリットは値段と断熱性の脆さです。メリットでもあるその優れた性能であるがゆえに、値段も高くなってしまいます。
また、吸水性はありますが、湿ると性質が変わってしまうので、メリットである断熱性が弱くなってしまいます。

ロックウールとアスベストの違い

ロックウールとアスベストの最も大きな違いとしては、やはり人体への危険性でしょう。アスベストは吸引すると人体に害を与えてしまいますが、ロックウールはそのような危険性がなく無害なのです。
一部のネットなどの記事で「ロックウールにも危険性がある」という情報などがありますが、誤りです。

国際がん研究機関(IARC)では、物質を発がん性のあるものとないものに分類をしています。
ロックウールはヒトに対する発がん性について分類できないグループ3に分類されています。

このグループ3には、コーヒーやお茶など120種類もの分類がされています。
しかし、アスベストはヒトに対する発がん性があるグループ1に分類がされており、非常に危険性が高いのです。

まとめ

今回は、【ロックウールとアスベストの違いとは?】についてをご説明いたしました。

解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワースにご相談ください。

 


お気軽にお問合せください。

フリーダイヤル

0120-66-1894

9:00-18:00(年中無休)

大阪・兵庫の内装解体・店舗解体

コワース


お気軽にお問合せください。

フリーダイヤル

0120-66-1894

9:00-18:00(年中無休)

大阪・兵庫の内装解体・店舗解体

コワース