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2023.09.12スタッフブログ
解体業者に必要な資格とは③【大阪の内装解体工事ブログ】
解体業者に必要な資格とは③【大阪の内装解体工事ブログ】
大阪府大阪市福島区のみなさま、こんにちは!
大阪と兵庫を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
解体工事の作業に必要な資格5つ
解体工事の作業には様々な専門資格や許認可などが存在します。
解体工事の内容によって必要な資格などが異なりますので、特に多くの場面で使用される資格や許認可を5つ紹介いたします。
足場の組立てなどの作業主任者
大きな建物の解体工事を行うためには足場のを組み立てをします。この組み立てには《足場の組立て等作業主任者》という資格を持っている人が携わる必要があります。
資格の取得のためには、高校や大学、専門学校などにおいて土木や建築などに関する学科を専攻しており、その後一定期間、足場作業に従事した経験があるなどの条件を満たし、加えて足場の組立て等作業責任者になるための講習を受けなければなりません。
ガス溶接作業主任者
建物の解体の際に金属を溶断、加工しなければならないこともあります。その場合はこの資格の所有者が必要です。この資格を取得する受験に条件はありませんが、高校、専門学校などで溶接の技術を学んだ経験があること、もしくは実務経験の証明をしなければなりません。
建設機械施工技士
建設機械施工技士は国土交通省管轄の国家資格となり、建設工事や解体工事に関連する機械を扱える技術や実務経験がある人に与えられる資格のことです。
資格所有者は現場監督だけでなく、大きな現場の専任技術者や主任技術者、監理技術者として活躍することができます。
建設機械施工技士は一級と二級があり、一級の方が扱う機械の制限などもなく、対応できる仕事の範囲が広くなるでしょう。しかしその分試験の内容や受験の条件などは厳しくなります。
石綿作業主任者
石綿(アスベスト)は断熱性などを高める優れた素材として建築物に多く使用されていました。しかし、アスベストが人体に悪影響を与えるということが判明し、2006年に使用が禁止となりました。
建物の解体工事の時にも石綿の影響などがあるので、解体工事が決まった建物は前もってアスベスト使用の有無の調査をしなければいけません。
事前の調査でアスベストの使用が確認された場合は、石綿作業主任者は、作業者がばく露(石綿に汚染されること)されないよう管理を行います。
労働者が粉塵を吸入しないように作業の方法の決定や指揮、排気装置、換気装置などの装置の定期的な点検、保護具の使用状況の監視などを行います。
クレーン運転士
建物の解体工事にはクレーンなどの重機が必要な場合が多く、その際必要となるのがクレーン運転士の資格なのです。
クレーンの教習所に通えば10日程で卒業することができるだけでなく、実技試験免除で合格できるというメリットがあります。
クレーンの資格にはクレーン、デリック運転士(限定なしの免許、クレーン限定免許、床上運転式クレーン限定免許)と移動式クレーン運転士の4種類があります。
全てのクレーンを運転することができる移動式クレーン運転士免許が、解体工事業においては最も活躍できるでしょう。
今回は、【解体業者に必要な資格とは③】についてをご説明いたしました。
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